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スパイシー&パウダリー。お洒落なフレグランスで“モテモテ”アスリートに!!
text by
奥山泰広&高成浩Yasuhiro Okuyama & Seikoh Coe(POW-DER)
photograph byNanae Suzuki
posted2012/08/27 12:15
猛暑の夏……スポーツに励む皆さんは、余計に汗を流したに違いない。今回はそんなアスリートの“汗臭さ”に注目。スポーツ中やアフタースポーツに、すっきり“モテモテ”アスリートになるための香りについて考えてみた。
高 いやあ、夏は終わろうとしているのに、まだまだ暑いなぁ。自転車通勤は走っている最中は風が当たって涼しいんだけど、事務所に着いたとたん、いっぺんに汗が吹き出しちゃうんだ。
奥山 電車通勤も辛いですよ。地下鉄の車内は冷房が効いているんですが、階段を登って地上に出たらいきなり30℃ですから。事務所までの数分で、シャツが汗で身体に張り付いちゃいますよ。
高 シャワーで汗を流すことができればいいけど、会社勤めのサラリーマンやOLは大変だな。
奥山 クールビズ推奨と言えどもスーツ&ネクタイは基本ですから、汗拭き用のウェットティッシュとか、デオドラントスプレーとかは必携みたいですね。それに香水も。かくいう僕も事務所にはいくつか用意してあって、打ち合わせで人に会う前にはつけてますよ。
高 さすが! ちなみに香水は何?
奥山 最近はブルガリ プールオムですね。ダージリンティーの香りで、爽やかさを演出してます。高さんも香りには気を遣ったほうがいいですよ。
高 いや、俺はあんまり人と会わないから大丈夫だよ。
奥山 日によっては何度も自転車で移動することもあるでしょう? 走る距離が短くても、電車で移動するよりは汗をかく筈です。それに、そろそろ加齢臭も気になる歳ですから。
高 えっ!? 俺ったら臭ってたりして?(脇あたりをクンクン嗅ぐ)
奥山 まだ大丈夫ですよ(苦笑)。そんなに焦るくらいなら、香水を用意しましょうよ。
世界最古の薬局「サンタ・マリア・ノヴェッラ」の逸品。
高 実はさ、通勤のときよりも自転車で郊外の峠まで走りに行ったときのほうが、ヤバいと思ってたんだよね。峠を走った後は、場合によっては「輪行」で帰ってくるんだけどさ、常々、電車の中での体臭を気にしていたんだよ。なにしろ峠では猛烈に汗をかくからさ……。
奥山 え~と、些細な質問なんですが、「リンコウ」って何ですか?
高 あっ、「輪行」のことね。自転車の前後のタイヤを外して、袋に入れて、電車に乗ることだよ。自転車って剥き出しのままだと、公共の交通機関に載せられないからね。専用の輪行袋が便利だけど、なんならビニールのゴミ袋とガムテープで自転車全体を覆ってしまってもOK。輪行ならどんな遠くの山々にも行けるから便利なんだけど、自転車ってバラしてもかさばるから他の乗客に気を遣うんだよね。特に行楽シーズンの帰りは登山客とかで混むから、先頭車両か最後尾の壁に立てかけたりしてね。
奥山 さらに、自分の汗臭さでも周りの人に迷惑をかけてないかと、気が気じゃないんですね?
高 そうそう。電車に乗る頃には汗が乾いているから、当の本人たちは気が付いてないじゃん。はたして、俺たちって臭ってるのかな?
奥山 う~む、当然臭っているでしょうね。
高 そうかぁ……やっぱりね。これからは、走っている途中で、コンビニとかで香水を買おうかな。
奥山 コンビニの香水? 大人はもっとお洒落にキメましょうよ。例えばコレ、サンタ・マリア・ノヴェッラのボディ用保湿乳液「ボディミルク」なんてどうです? 9月に発売予定で新しくザクロの香りも加わるんですよ。
高 おっ、世界最古の薬局だね。イタリア・フィレンツェの修道士たちが800年近く作り続けている香りの逸品だね。以前、ハーブキャンディを合コンで知り合ったOLにプレゼントしたっけ。
奥山 合コンとOLはどうでもいいんですが、そのハーブキャンディを始めとして、サンタ・マリア・ノヴェッラのアイテムは皆、自然の植物由来成分を使っていることに注目。だからこそ、高さんにもお薦めしているんです。
高 ほほう?
奥山 もともと修道士が自ら栽培した薬草や花を使って、修道院内にある薬局で薬剤・軟膏・鎮静剤を調合したのが始まりですから、サンタ・マリア・ノヴェッラの製品は身体(=肌)に優しいんです。
高 うんうん。でも、俺の肌は永年の風雨に晒されていて、最近は石垣島の強い陽射しに照らされているから、とっても頑丈なんだけど。
奥山 チッチッ、わかってないですね。フレグランスの成分は汗と混じり合ったり、陽射しに照らされたりすると、香りや効能が変わることがあるんです。でもね、このサンタ・マリア・ノヴェッラのような自然成分なら、たとえ微妙な変化だとしても安心でしょ!