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「W杯優勝へ不安材料はネイマールの…」「Jの選手とは鍛えられ方が違う」ブラジル代表のエグさを三都主アレサンドロ44歳が解説 

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沢田啓明

沢田啓明Hiroaki Sawada

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photograph byKiichi Matsumoto/JMPA

posted2022/06/10 11:03

「W杯優勝へ不安材料はネイマールの…」「Jの選手とは鍛えられ方が違う」ブラジル代表のエグさを三都主アレサンドロ44歳が解説<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

1-0で日本に勝利したブラジル。三都主アレサンドロの目にはどう映ったか

「最大の不安材料は、ネイマールがベストコンディションで大会を迎え、なおかつ最後まで万全の状態でプレーできるかどうか。近年、彼は故障が非常に多いからね。

 ビニシウスも、クラブではすでに実力を証明したけれど、セレソンではまだ継続して結果を残せていない。来季、クラブでさらに成長し、9月の強化試合では今度こそセレソンの攻撃の中心として力を発揮してほしい。さらに、右ウイングとCFのポジションを獲得した選手がW杯の舞台で力を発揮できるかどうか。守備では、両SBの背後のスペースを消せるかどうか」

「優勝に値する力は十分にある」からこそ

――結構、たくさんありますね(笑)。それでも、ブラジルが20年ぶり6度目の優勝を達成する可能性は?

「優勝に値する力は十分にある。あとは、今後のチームとして、また選手一人ひとりの調整次第。ここからが勝負なんだ」

 ブラジル代表の実力を十分に認める一方で、課題についても明確に分析していた。自身を「ブラジル系日本人」と表現する彼らしいコメントだった。

 後編では日本代表についての率直な感想を聞いた。

後編に続く>

#3に続く
「ブラジルは三笘薫を研究していたが…」「南野拓実を“偽CF”にしては?」三都主アレサンドロが考える“W杯仕様の日本代表オプション提案”

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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