現時点での負けを潔く認めて進む。

　決して全てがうまくいっているわけではない。10月のインターナショナルウィークに参加していたU-22合宿では出場時間が短く、悔しさが募る。

　チームでも、ヨナスとのポジション争いに現状では負けていることを潔く認める。全試合先発というわけでもない。それでも、「チームでの結果が全て」と五輪代表に入り東京五輪に行くことも、AZでスタメンの座を奪い取ることも、目標にしている。

「これからも、サッカーを楽しんでもっと充実させられるように頑張ります。僕はメンタルで持って行くタイプなので、強いところと対戦するのがたのしいけれど、どことやっても楽しむようにしています」

　明るく、楽しく、でも生真面目に。菅原は、AZでの1年目を突き進んでいる。