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僅差で“逸材”棚橋弘至が大逆転!
Numberプロレス総選挙、最後の王者。 

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photograph byL: Satoshi Minakawa /R: Masaru Tatsuki

posted2019/06/27 17:30

僅差で“逸材”棚橋弘至が大逆転!Numberプロレス総選挙、最後の王者。<Number Web> photograph by L: Satoshi Minakawa /R: Masaru Tatsuki

左が最新号、右が2015年に新日本プロレス所属選手のみで実施された最初の総選挙号。4年ぶりに表紙を飾った。

棚橋が考える「プロレスラー冥利」とは。

 棚橋は今回の第1位を受けてのインタビューの際に、ファンに対してこうコメントしてくれている。

「昨年のG1の映像を見直してみた時に印象的だったのが、泣いてくれているファンが多かったことです。人を喜ばせる、楽しませる、ということはできても、なかなか、泣かすってことはね――。『そうか、おれ、プロレスを頑張ったら、人に泣いてもらえたんだ』っていう。そういう姿を見たり、声を聞いたりすると、プロレスラー冥利につきますね。プロレスの醍醐味を表現できているなと。プロレスの1時間、2時間の興行の間には、喜怒哀楽の感情が激しく入れ替わる。多分そういうのって心地よい疲労感というか、充実感につながっていくと思うんですよね」

 最後のプロレス総選挙の王者となったことに「必ず毎日どこかのリングに上がって棚橋のプロレスを届ける。それが総選挙で1位をいただいた者としての使命だと思ってます」とも話してくれた棚橋。7月6日にはアメリカ・ダラスで『G1 CLIMAX』が開幕する。昨年のようなドラマが再び起こるのか――。今後の活躍に期待したい。

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棚橋弘至
新日本プロレス

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