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テコンドー界のヒロイン山田美諭。
“蹴りのボクシング”で狙う「金」。 

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布施鋼治

布施鋼治Koji Fuse

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photograph byKoji Fuse

posted2019/05/15 10:30

テコンドー界のヒロイン山田美諭。“蹴りのボクシング”で狙う「金」。<Number Web> photograph by Koji Fuse

3年連続8度目となる全日本選手権優勝を飾り、笑顔を見せた山田美諭。

世界選手権3位以内が基準。

 全日本テコンドー協会は東京オリンピックの代表選手選考基準として「2019年世界選手権3位以内に入賞した選手の階級を派遣(オリンピック)階級とする」と定める。

 仮に世界選手権で派遣階級が決定しなかった場合、9月の千葉GP終了後、強化委員会が今年度の国際大会の成績や世界ランキングなどを基に審議したうえで決定する。

 最終選考会は2020年1月末に開催される予定だが、そこに至るまでに山田は身近な国際大会での活躍を念頭に置く。

「世界選手権の次は千葉GP。最終的に来年のオリンピックで金メダルを獲ることができたら最高です」

 挫折もケガも全て糧。山田は東京オリンピックに一歩ずつ着実に近づいている。

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