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氷の読み、正確性、第1エンド後攻。
世界銀のカーリング女子は黄金時代。 

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生島淳

生島淳Jun Ikushima

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posted2016/03/30 10:30

氷の読み、正確性、第1エンド後攻。世界銀のカーリング女子は黄金時代。<Number Web> photograph by AFLO

決勝の最終ショットを悔やんだ藤澤五月だが、彼女の存在なしにここまでの成績は決して実現できなかっただろう。

オリンピックのメダル獲得は、もはや夢ではない。

 今回の銀メダルは、女子カーリング界にとって大きな意味を持つ。オリンピックのメダル獲得は、もはや夢ではない。

 国内に目を転じれば、代表争いも予断を許さない。

 ロコ・ソラーレ北見だけではなく、昨年の世界選手権代表の北海道銀行、そして日本選手権で初めて決勝に駒を進めた富士急も力をつけている。

 カーラーのピークは30代後半と言われているが、若い選手が多く、これからプライムタイムを迎える選手ばかりだ。

 日本の女子カーリング界は、黄金時代に突入しようとしている。

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