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<HONDA Method> ソルティーロが本田圭佑を超える日 連載第10回 「『スペシャルクラス』設立の理由」 

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榎森亮太

榎森亮太Ryota Emori

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photograph byShigeki Yamamoto

posted2013/11/25 06:00

<HONDA Method> ソルティーロが本田圭佑を超える日 連載第10回 「『スペシャルクラス』設立の理由」<Number Web> photograph by Shigeki Yamamoto
ソルティーロの新たな試みが10月中旬よりスタートした。世界を見据えたスペシャルクラスの方向性とセレクションの模様をお伝えする。

“本田圭佑を超えろ”を合言葉に10月中旬から、大阪の上新庄校で「スペシャルクラス」がスタートしました。ソルティーロのスクール生だけでなく、外部からの応募も含め総勢200名弱の子供たちの中から、各カテゴリー(小学2~6年生)7名前後をセレクション。今回は、指導ディレクターの鈴木良介コーチに、現場の立場からセレクションの模様と理念を聞いてみたいと思います。

“よいイメージ”を持っている子も評価していきたい。

榎森亮太 Ryota Emori
1985年生まれ。プロを目指してドイツ下部リーグでプレーしていた時にフェンロに所属していた本田圭佑と出会う。その後、専属マネージャーを経て「ソルティーロ事業部」へ。

――まず、スペシャルクラスを立ち上げた経緯を説明してもらえますか?

「サッカースクールというのが、子供たちにサッカーの魅力を体感してもらうための入り口だとすれば、スペシャルクラスは世界を見据えてトップレベルを目指す選手をサポートするトレーニングの場を提供していくというのが目的ですね。ソルティーロも設立から1年以上たって、スクールの土台が築けたところで、次のステップに行くというのは、本田選手の意向でもあり、僕自身はそれを具現化するためにプランを練りました」

――では、選考のプロセスや基準は?

「小学生の年代では、身体能力が高い選手が過大評価される傾向があります。でも、ソルティーロでは、よいイメージを持っていながら、筋力が足りなかったり、体が小さかったりで、プレーに反映できない子も積極的に評価したい。試合形式で即戦力となり得る目立つ選手を選ぶというのがセレクションのスタンダードだとすれば、僕らの選考プロセスは見落としがちな可能性を見逃さないというスタンスですね」

――それは、具体的に言うと?

【次ページ】 バランス感覚や判断の早さを磨く4つのメニュー。

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