6月20日、Jリーグの鹿島アントラーズ対ジュビロ磐田が行なわれたカシマサッカースタジアムで、一つの試みが形となった。食用油を精製して作られたバイオディーゼル燃料でユニフォームやスパイク等を運搬するチームトラックを運行したのである。
もととなった食用油は、クラブの呼びかけに応じたサポーターが、5月10日の試合でスタジアムに持ち寄ったもの。373世帯から336リットル(市販の600g入りボトルで約560本分相当)が集まったという。ガソリンではなくバイオディーゼル燃料を使うことで二酸化炭素(CO2)削減につながるうえ、不要となった油の回収で環境汚染の防止にも役立つ、という狙いから実施されたプロジェクトである。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています