#626

記事を
ブックマークする

勇退する「ビッグ・サカ」の大きすぎる陰の功績。

2009/03/08

 坂口征二CEOが経営の第一線から勇退。しかし、常勤相談役として新日本に残ることになった。創立者のアントニオ猪木に物が言えるのはいまや彼しかおらず、落ち込みの激しい業界にとってはまだまだ必要な人物だ。

 振り返ると、坂口が社長に就任したのは年号が平成に変わった'89年の6月。翌年3月、「プロレスラーと社長の二股稼業は無理」とキッパリ引退。その後はファンのために主要都市をまわっている。

 筆者にとっては『“世界の荒鷲”19年の歴史』という引退ツアー記念のパンフレット製作に携わった際に、故郷の福岡・久留米で行われた引退試合に招待され、現役最後の祝宴に加わり、一緒にしこたま飲んだのが最高の思い出である。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

0

0

0

前記事 次記事