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日本テニスの等身大を体現する者たち。

2009/03/08

 11月6日に、第4回東アジア競技大会(マカオ)が幕を閉じた。東アジアの9つの国と地域が集い、日本は中国に次ぐ179個のメダルを獲得した。テニスは、若手強化の場と位置づけ、男女各4人、計8人の選手を派遣し、男子シングルスで松井俊英が、女子ダブルスで山本麻友美、米村知子組が銀メダル、女子シングルスの波形純理、男子ダブルスの松井、岩見亮組が銅メダルを獲得した。

 今回、2つのメダルを獲得した松井は、ジュニア時代はまったくの無名だった。'93年全国中学では初戦敗退。高校1年を終了してから、英語とテニスの勉強のためにカナダに留学した。大学は米ブリガムヤング大ハワイ校に進学し、テニス部に所属。4年の時にはチームNo.1として活躍した。卒業後に帰国しプロに転向。現在、松井は、日本男子として国内では5番手につけ、ベテランの鈴木貴男、本村剛一に次ぐ選手として将来を嘱望されるところまで成長した。

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photograph by Hiromasa Mano

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