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26歳の若虎が駆け上がる、 三塁打王への道のり。

2009/03/08

 「自分の特徴はアグレッシブであること。いいも悪いも成績に反映されるのは当然だよ」と、フルシーズン2年目のカーティス・グランダーソンは語る。リーグ2連覇、'84年以来のワールドシリーズ優勝を目指すタイガースの1番打者である。野太い声は迫力があるが、口調も表情も穏やかで、知的な印象を受ける。

 インディアンスとのデッドヒートが続き、ツインズがジワジワと差を詰め、三つ巴になる可能性も秘めるレース展開の中で、目を見張るのはこのグランダーソンの成長だ。打撃3部門全てで昨年の成績を上回るペース。何より驚かされるのは、メジャートップの19本もの三塁打を記録していることだ(8月21日現在)。

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photograph by Yukihito Taguchi

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