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ビアッジのWSB参戦が、頂点レースの概念を変える。 M・ビアッジ

 WGPのトップライダーでありながら昨年シートを失ったM・ビアッジが、1年のブランクを経て、スーパーバイク世界選手権(WSB)で現役復帰を果たした。

 250ccクラスで4度のタイトルを獲得。最高峰モトGPでは、王者V・ロッシのライバルとして常に注目を集めて来たビアッジ。過去、これほどのビッグネームが、モトGPから格下のカテゴリーと見られるWSBにスイッチした例はなく、その言動は大きな話題になった。

 WSBは1000cc以下の市販車で争われる。元GPライダーとこれからGPを目指す若い選手が中心で、マシンの性能差が少ないため常に接戦となっている。

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photograph by Satoshi Endo

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