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大陸予選で蘇った、つかのまの夢のチーム。

 アメリカ代表に“ドリームチーム”の名称が使われなくなって久しい。1992年、バルセロナ五輪のときの元祖ドリームチームは、他国を圧倒し、魅了した、まさに“夢”のチームだった。あれから15年、アメリカは2000年のシドニー五輪で優勝したのを最後に世界舞台での優勝から遠ざかり、自然と“ドリームチーム”の呼び名も聞かれなくなった。

 しかし、今年のアメリカ代表はひと味違う。先ごろラスベガスで行われたアメリカ大陸予選では、平均39.5点差をつけて10戦全勝と、圧倒的な強さで優勝を果たした。世界の舞台ではなく地区予選にすぎないが、ジェイソン・キッド、コービー・ブライアント、レブロン・ジェイムス、カメロ・アンソニーといったトッププレイヤーたちが一丸となって戦う試合ぶりに、対戦相手や元祖ドリームチーム選手のマジック・ジョンソンらも、'92年のチームに姿を重ねたほどだった。

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