4月の沖縄の海に巨体を浮かべ、ニコライ・ワルーエフはのびのびと水泳を楽しんでいた。ロシア人初の世界ヘビー級王者は身長213cm、体重145kg。この数字は歴代世界チャンピオンの誰をも凌ぐ。
現在無冠だが、5月末に王座奪還を狙って現王者ルスラン・チャガエフにリベンジ戦を挑む。このため約3週間、沖縄・宜野湾でトレーニングを続けた。昨年、新たな参謀として迎えたアレクサンドル・ジミン・トレーナー(協栄ジム所属)が、試合の近いサーシャ・バクティンをみていたため、ワルーエフはわざわざ来日し、合同キャンプに参加したのである。
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photograph by Makoto Maeda