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自在のピット作戦が跳ね馬独走を支える。

 第11戦イギリスGPで今季10勝目、計100ポイントのM・シューマッハー。後半戦に入った7月の2連戦も予選2位、4位からの逆転勝ち。第8戦カナダGP以降ポールポジションはないが、あまりそれにこだわらず、レースで自由自在に攻めてくる。フェラーリのレースストラテジー、ピットストップ作戦が面白いように決まるのだ。“逆転の方程式”といおうか、フランスGPでは11周目、29周目、42周目、58周目と4回、イギリスGPでは15周目、37周目と2回ピットイン。ライバル・チームがセオリー通り3回作戦で動いたのに対し、フェラーリ・チームは多くしたり少なくしたり、柔軟に幅のある作戦をとって勝利をもぎとった。

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photograph by Hiroshi Kaneko

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