天国でアンディ・フグが泣いている。正直、最近のK―1を見ていると、そう思わざるをえない。テクニックと気迫に欠ける“モンスター系”の台頭、プロレスもどきの場外乱闘や反則etc……。いったいどうしたんだと叫びたくなるほど、K―1は方向性を失い始めた。昨年大晦日のボブ・サップ
vs・曙太郎が歴史に残る高視聴率を稼いだことで、競技と興行のパワーバランスが狂ってしまったのだろうか。谷川貞治イベントプロデューサーも反省する。
「サップをはじめとするキャラクター先行型の選手のおかげで、K―1の世間での知名度は上がった。でも、その一方でK―1ファイターのアスリートとしての優秀さのアピールが希薄になってしまった」
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