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「リスクを取らないといけない」東京五輪後、なぜ五十嵐カノアの成績は下降したのか…本人が思い描く世界一への道筋「コーチも、板も全部変えて…」《インタビュー後篇》
2025/02/13

東京オリンピックで銀メダルを獲得するなどトッププロサーファーでありながら、サーフカルチャーを代表する文化人、そしてハーバード大学院に在籍する才人の顔も持つ五十嵐カノア。今回はロングインタビューを実施し、独自のサーフィン論、そしてアスリートとしての今後展望を語ってもらった。
その全容はポッドキャストにして余すことなくお届けするが、言葉のエッセンスを、無料公開中の前編、そしてこの後編の2本立てのテキスト記事としてもお届けする。
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――1%上手くなるための、目標の立て方は?
「まず『世界チャンピオンになりたい』という最後の目標を置いて、そこから一つ一つ細かく考えていきます。世界チャンピオンになるには何が必要かを考え、6ヶ月前には何をするか、そのために1ヶ月ごとに何をするか、と考えます。そして1週間、1日と細かく目標を決めて、1時間ずつ何をすべきかスケジュールを立てる。頭の中で分解して、やるべきことをクリアにしていくのです」

――そうやって細かく分析して潰していくところに、日本人らしさを感じます。
「そうですね。100%日本人だなって、自分でも思います。英語で『Attention to detail』という言葉があるのですが、真面目で細かいというイメージです。一つ一つのことを100%にしたい性格で、適当は好きじゃない。それが自分のサーフィンに繋がっていると思います」
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※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

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photograph by Alanvan Gysen/Red Bull
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