マイアミ・ヒートが、プレイオフで奇跡のような快進撃を見せている。レギュラーシーズンの成績は東7位の44勝38敗。プレイイントーナメント初戦に敗れ、2試合目に勝って、プレイオフ最後の枠に滑り込んだ。
しかし、プレイオフが始まると見違えるような強さを発揮し、東1位のミルウォーキー・バックス相手に4勝1敗、東5位のニューヨーク・ニックスに4勝2敗で勝ち上がり、東カンファレンス決勝では東2位のボストン・セルティックスにいきなり3連勝で王手をかけた（雑誌校了後、７戦までもつれたがファイナル進出）。
下位シードで不利どころか、下剋上のメンタリティを力に変えている。これではレギュラーシーズンを戦う意味がないという声まで聞かれるほどだ。
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