4月24日、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは、日本GPの開催契約が2024年まで延長されたことを発表した。ホンダが撤退しても、F1は鈴鹿を走り続ける――この発表をF1界と世界中のファンが歓迎した。空力マシンが世界屈指のコースを駆け抜ける姿は、シーズンに不可欠な要素なのだ。
ただし、政府のコロナ対策にもどかしさばかりを感じている日本のファンにとって気がかりなのは、当然、ホンダにとって最後になる今年の日本GPが無事に開催されるか否か。
モビリティランドの田中薫社長は「オリンピックがひとつの大きな節目になる」と語った。コロナ禍において海外のアスリートや関係者をどう迎えるか? という難題に日本が“答え”を示すことができれば、多くのスポーツに道が開ける。
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photograph by HONDA