ダブルスで'13年ウィンブルドン4強の青山修子とプロ2年目の新鋭柴原瑛菜が、ロシアの大会でペアとして3度目の優勝を果たした。昨年10月以降、二人で7大会に出て3大会に優勝と勢いに乗っている。
ペアの強みを青山はこう語る。「コミュニケーションをとり、二人でダブルスができているときは強い」。もちろん二人でやるからダブルスなのだが、連係の難しさがあるため、1+1の簡単な算数が成り立たない。だが青山は、柴原となら互いの能力を引き出せると見ている。柴原が後ろで打ち合い、青山がボレーを決めるのが得点パターン。身長170cmの柴原が力強いボールで相手を押し込むから、155cmの青山は俊敏かつ大胆に動ける。青山の決定力を信じてチャンスを作る柴原は「後ろで頑張って、前よりいいボールが出せるようになった」と自身の成長も感じている。
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