好きこそ物の上手なれ――。もしかすると、そこに躍進の秘密があるのかもしれない。今季のJ2リーグで台風の目になりつつある京都サンガだ。
昨季の成績は下から4番目。辛うじて残留にこぎ着ける体たらくに関係者は天を仰ぎ、支持者の多くが声を失った。ところがどうだろう。新体制発足からわずか数カ月で、実に魅力的なチームに生まれ変わった。
18節終了時点で5位。首位に立つモンテディオ山形との勝ち点差がわずか6ポイントの好位置につけている。いったい、何が変わったのか。分かりやすい数字がある。
48.7％（昨季）→57.7％（今季）
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