国内男子ツアーはここから賞金王争いが佳境に差し掛かっていきます。(10月30日)現在、トップは2位に約4000万円の差をつけた今平周吾ですが、正直、今のプレーヤーたちには「賞金王」よりもっと目指して欲しいものがあります。そして、観ている方にも、もっと選手の実力を測るのにふさわしい指標があると思うんです。それが「世界ランキング50位以内」です。
「賞金王」というのは確かに言葉の響きはいいですが、もはや選手のレベルを正確に測る指標ではないと思います。理由としてはまず、今の国内ツアーは年間20数試合しかないので、選手たちは海外志向が強い。日本で活躍したら、そこからアメリカへの進出を目指していくんです。昨年の賞金王、宮里優作も、2位だった小平智もそうですよね。
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photograph by KYODO