第54代横綱の輪島博(四股名は輪島大士)氏が10月8日、70歳で亡くなった。第65代横綱・貴乃花の、突然の日本相撲協会退職が話題となったさなかのことでもある。
1400年に及ぶ大相撲の長い歴史で、歴代横綱の数は初代から現役横綱の稀勢の里まで含め、日本の総理大臣より少ない72人だ。平成25年に天に召された昭和の大横綱・大鵬、27年には北の湖が、28年には千代の富士が天上の人となっている。NHK相撲解説者の第52代横綱・北の富士勝昭氏は、「横綱は強い順に亡くなるね……」と嘆いていたものだった。
平成の終わりもカウントダウンとなった今、この30年の間に亡くなった元横綱の没年齢を調べてみた。41代千代の山以前の横綱は、昭和の時代までにこの世を去っている(43代吉葉山、46代朝潮、現役中に急逝した51代玉の海も含む)。
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photograph by KYODO