#964

記事を
ブックマークする

「普通」にウルグアイ撃破! 日本代表は固有名詞の時代へ。 ~南野、中島、堂安という才能の愉悦~

2018/10/30
ウルグアイ戦では、2列目に並んだ堂安、南野、中島が躍動した。南野は森保体制初戦から3試合連続4ゴール。

 いやはや凄いことになっている。初陣から無傷の3連勝を飾った森保ジャパンのことだ。

 衝撃はロシアW杯8強の強豪ウルグアイを破った一戦だろう。奇策を打ったわけではない。ひたすら守り抜いて勝運を呼び込んだわけでもない。それこそ、普通に戦って、普通に勝った。そんな印象が強い。

 森保一監督の手掛けるチームは、いかにもメディアが飛びつきそうなキャッチコピーを持たない。コンセプトは全員攻撃・全員守備だが、現代ではごく「普通」のことだ。

 4-2-3-1という陣形も含め、とても標準的である。ただし、洋モノ感満載の世界標準とは違う。多くの日本人になじみの深い『日本標準』のフットボールだ。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Takuya Sugiyama

0

0

0

前記事 次記事