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渡邊&八村がW杯2次予選で躍動。 海外組が日本バスケ界を変える!? ~戦術理解と協調性が噛み合って~

アジアの強豪イラン撃破に貢献した渡邊雄太。シュートタッチに苦しんだが、30分間の出場で18得点を挙げた。

 わずか6日間だった――。渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)が、FIBAワールドカップ・アジア2次予選ウィンドウ4の2試合の前に日本代表チーム練習に参加した日数だ。8月上旬にアメリカの査証発給を待っていた間の3日間と、試合直前に遠征先のカザフスタンでチームに合流してからの3日間、合計6日間だけの準備期間で9月13日のカザフスタン戦に臨んだのだった。

 1次予選6試合は大学やNBAサマーリーグに向けての準備のため代表不参加で、フリオ・ラマスヘッドコーチ率いるチームでプレーするのは今回が初めて。準備不足から脆さを見せてもしかたないような状況だった。しかし実際には日本代表は敵地でのカザフスタン戦、そしてホームでの強敵イラン戦の2試合にどちらも2桁点差で快勝し、渡邊も大きく貢献した。

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photograph by Kiichi Matsumoto

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