スペイン代表の新監督にルイス・エンリケが就任した。2020年のEUROまでの2年契約となっている。
今夏から乾貴士がプレーするベティスのキケ・セティエン監督、そしてベルギー代表を率いW杯で躍進したロベルト・マルティネス監督の招へいも模索したが、W杯での敗退直後、協会のルビアレス会長はルイス・エンリケと会い、すぐに快諾をとりつけた。
「ルイス・エンリケは複数のクラブから高額の年俸のオファーも受けていた。それでもスペイン代表監督になりたいという彼の強い意思が気に入った」とルビアレスは言う。
スペインには刷新が求められている。前監督フレン・ロペテギが大会直前に解任され、ベスト16でロシアに敗退。「昔のスペインに戻った」(マルカ紙)と批判された。さらに34歳のアンドレス・イニエスタに続き、32歳のダビド・シルバや31歳のジェラール・ピケも代表引退の可能性が高く、無冠時代に戻ってしまうとの不安が国内に満ちている。
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