今季は得点王とアシストでリーグ3位と活躍し、シーズンMVP最有力候補と評されるハーデン。
王者ウォリアーズを倒すという強い思いと使命感が、彼とチームをさらなる高みへと押し上げた。
王者ウォリアーズを倒すという強い思いと使命感が、彼とチームをさらなる高みへと押し上げた。
ジェームズ・ハーデンが髭を生やし始めたのはアリゾナステイト大2年の頃だった。
「剃るのが面倒になってね」
当時、大学生だったハーデンは、そう理由を語っている。
実際に伸ばしてみると、悪くなかった。実年齢より上に見えるのも嬉しかった。プロになって顎鬚をさらに伸ばすと、それが個性となった。NBAで髭を生やしている選手は大勢いるが、“ベアード(鬚)”の愛称で呼ばれているのはハーデンだけだ。
以前からオリジナルであることにプライドを持ち、「普通ではない」「変わっている」を誉め言葉だと思う彼にとって、髭はぴったりな小道具だったのだ。
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photograph by Getty Images