#948
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<ロシアW杯躍進への起用法>本田圭佑を活かすためのハリルへの提言。

2018/03/22
今でも日本有数の実力者であるのは間違いない。
ならば、ハリルジャパンにおいて本田圭佑をどう使えば、ロシアでの勝利に近づけるのか。
これまで右ウイングでの起用にこだわり続け、11月の欧州遠征ではメンバーからも外したハリルホジッチ監督へ、秘策を提案する。

 プレス・アンド・ラッシュ(奪取と速攻)一辺倒のハリルジャパンに本田圭佑の居場所はあるのか。

 ここ数年、使いどころの難しい選手として考えられてきた節がある。ヴァイッド・ハリルホジッチはもとより、前任者のハビエル・アギーレも、ほぼ一貫して「右翼」に据えてきた。

 現代のウイングと言えば、ダイナミックな上下動で攻守にコミットするポジションだ。縦に抜ける突破力はもとより、豊富な運動量も求められる。水準以上のスピードを伴った走力が生命線と言ってもいい。


 ごくまれに攻撃専門のウイングもいるが、そういうチームはたいてい敵陣で攻めっぱなしである。しかし、攻めてばかりはいられない日本代表にとって、それこそ馬車馬のように働くウイングの存在は必須だろう。

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photograph by Tsutomu Takasu

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