年末年始は、各国の国内選手権の時期だ。12月には日本、ロシア、スペイン、1月には米国、カナダの選手権が開催され、オリンピック代表が続々と決定している。オリンピックのメダル候補選手にとっては、優勝はもちろんのこと、本番の戦略決定に向けて演技内容が問われる一戦となっている。
1月に行われた全米選手権では、ネイサン・チェンが315.23点の高得点で優勝。4回転ジャンプをSPで2本、フリーで5本の計7本成功させる内容だった。平昌オリンピックのフィギュアスケート男子シングルは2月16、17日に行われるため、1カ月前の時期に“7本ノーミス”の状態まで仕上げているという、準備の万全さを示した。
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