快挙のあとに絶望がやってきた。10月1日、千葉・我孫子GCで行われた日本女子オープン最終日。3日間トータル13アンダーの首位で飛び出した畑岡奈紗(18)=森ビル=が、8バーディー、1ボギーの65、通算20アンダーで2連覇を達成した。
日本女子オープンの連覇は1968年から4連覇、'76年から2連覇した樋口久子以来40年ぶりの快挙。しかも畑岡は前週のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンに続く2週連続の優勝でもあった。
2020年には東京五輪もあり、ここ数年は韓国勢に圧倒されてきた日本女子プロゴルフ界にとってはめでたい話である。ただ、この畑岡の快挙は、日本の女子プロゴルフ界の何とも絶望的な現実を突きつけるものでもあったのだ。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by KYODO