一罰百戒という言葉があるが、果たして罰は戒めとして人を変えることができるのだろうか。
Jリーグは5月9日、同4日のJ1、浦和レッズ対鹿島アントラーズ戦で暴言を吐いたレッズのDF森脇良太に対して、2試合の出場停止処分を下した。
問題の発言はアントラーズ1点リードの後半33分にラフプレーを巡って両軍が入り乱れた最中のものだった。試合後に鹿島のMF小笠原満男が同僚のMFレオ・シルバに対して森脇が「臭せえな、オマエ」と発言したとし、「どうしても許せない。立派な言葉の暴力だと思う。差別ととらえられてもおかしくない」と指弾。Jリーグは規律委員会で両者から事情聴取を行って処分を決めた。
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photograph by J.LEAGUE PHOTOS