黒い眼鏡をかけたあの人のエッセイは、フットボールについて語っているようで、じつは別のことを伝えてくれる。それは、このスポーツがあらゆるものと接続し、多様な好奇心を誘発する可能性があるということ。そして、そんな様に付き合うフットボールは、とても風通しがよく自由な世界だと感じるはずだ。
眼鏡男の正体は、フリーアナウンサーの倉敷保雄。フットボール中継でお馴染みの彼は、とても酒脱なエッセイ書きでもある。雑誌「footballista」にて綴った連載をまとめた書籍の第2弾『ことの次第(2)』。2012年から2015年まで、その時々のフットボールの話題を、彼が見聞きした記憶や感情と交錯させながら独自の視点で描き出している。
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photograph by Wataru Sato