開業からわずか3年目で、早くもリーディング争いに絡む活躍を見せているのが中内田充正調教師だ。
1978年生まれ。'11年に32歳の若さで難関の調教師試験に合格。JRAとの縁は'06年に競馬学校厩務員課程に合格して以降なので、そこから6年で厩舎経営者の立場まで駆け上がった事実はそれだけでも凄い。
実家が競走馬の育成牧場で、物心ついたときには身近に馬がいた環境。自らの意思で高校からアイルランドへ留学し、大学は馬学科がある英国のウェストオックスフォードを選択し、卒業した。在学中からリーディング常連のリチャード・ハノン調教師のもとで学び、アマチュア騎手としての活躍経験もある。驚くことに、ライアン・ムーアのアマチュア時代に同じレースに騎乗したこともあるのだそうだ。このハノン調教師がカタールの王族など、次々に新規の有力馬主を開拓した人で、現在の中内田調教師の貴重な人脈につながっているのは間違いない。
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