四大大会本戦初出場ながら、強力なサーブを武器にセンターコートにまで進む大躍進。世界中にNaomiの名前を轟かせた。日米にルーツを持つ、18歳の素顔とは――。
1月に行われたテニス全豪オープン。プロ転向後4年目、18歳の大坂なおみが、本選の3回戦まで勝ち上がり注目を集めた。2年前、弱冠16歳にして2011年全米覇者のストーサーを破った経験もある彼女は、全豪2回戦で18シードのスビトリーナにストレート勝利。3回戦で全豪優勝2回のアザレンカに完敗したが、180cmの長身から繰り出す高速サーブ、破壊力抜群のフォアハンドとともに「大坂なおみ」の名を世界に大きくアピールすることとなった。
「快挙のように言われているけど、自分としては、そこまで行けると思っていたので。嬉しかったことは確かですが、ラケットを投げ飛ばして大騒ぎするほどの気持ちでもありませんでした」
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photograph by Hiromasa Mano