ジャージーを入れ替えたような攻防だった。明大は5点リードで迎えた後半31分、相手ゴール前のPKで冷静にゴールを狙う。対する早大はワンチャンスで追いつかない8点差ながらモール攻撃に固執し、時間を浪費した。
「ノリで攻めたくなるところを冷静に判断した。あの選択で勝ちを確信しました」
12月6日に行われた早明戦試合後の会見。32-24で3年ぶりに勝利した明大の丹羽政彦監督は、そう選手を称えた。
「最後の時間を守りきったところにメイジの成長を感じました。今までだったらまたトライを取られて1点差になって慌てたり、逆転されたりしていた」
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photograph by Nobuhiko Otomo