#886

記事を
ブックマークする

ライバルに追いつくために。中村奨吾が克服すべき弱点。~山田哲人と同い年、アウトローが課題~

2015/09/28

 原辰徳が34年前の1981年、パ・リーグに限れば46年前の1969年、有藤通世まで遡らなければならない。ドラフト1位で入団した大卒の野手となれば、即戦力の期待を懸けられてもおかしくないのだが、しかし実際に新人王を獲得した大卒ドラ1の野手は、原以来、33年間、一人も出ていない。

 ならば、と意気込んでいたのがマリーンズの中村奨吾だ。天理で3度の甲子園を経験し、早大では主将を務めた中村について、伊東勤監督も「10年はレギュラーの心配はいらないと聞いている」と話していたほど。1番バッターに抜擢された7月14日、その試合で今江敏晃がデッドボールを受けて骨折すると、中村は“1番サード”に定着。以降、今江が復帰するまでに3本のホームランを放つなど、それなりの存在感は示した。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
キャンペーン終了まで時間
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

0

0

0

前記事 次記事