メジャーを代表するスーパースター、デレク・ジーターが、現役を引退した。1995年にメジャーデビューして以来、ヤンキースひと筋20年。本拠地ヤンキースタジアムで最後の試合となった9月25日のオリオールズ戦では、9回裏、劇的なサヨナラ安打を放つ離れ業を演じ、自ら幕を引いた。超満員のファンから割れんばかりの拍手を受けたジーターは、試合後、慣れ親しんだ遊撃の定位置で祈りを捧げ、別れを告げた。
「ほとんど泣きそうだった。ヤンキースの遊撃手になることが5~6歳の頃からの夢だった。その夢が終わるということ。多くの人にこんなチャンスがあるわけではないからね」
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photograph by Yukihito Taguchi