昇進伝達式で、「これからも大和魂を貫いてまいります」と、力強く言い切った豪栄道。関脇在位14場所、白鵬を2場所連続で撃破したことが評価されての昇進だった。ある元横綱は、先場所の豪栄道をこう見ていた。
「負けた相撲でも前に出ていて、もう2番くらいは勝てたかも。優勝してもおかしくなかった。豪栄道の初優勝は近いだろうね」
しかし、新大関のお披露目となるはずの夏巡業は、休場を余儀なくされてしまった。名古屋場所中の12日目に左膝半月板損傷の痛手を負っており、その治療に専念するためだという。
1985年3月場所後に大関に昇進した元朝潮の高砂親方は、自身の経験を踏まえ、語ってくれた。
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photograph by KYODO