2013年は日本のボクシング史の大きなターニング・ポイントだった――あとで振り返るとそんな年だったのかもしれない。
この1年、確かに数字の上でボクシング界は賑やかだった。日本人現役世界チャンピオンは男子だけで10人に達し、国内最多記録を更新。さらに日本人の出場した世界タイトル戦(暫定除く)は、年末の3試合も含めて年間35度と、これも最多記録(昨年は24度)だ。亀田興毅・大毅・和毅の3兄弟が同時に世界タイトルを手にし、こちらは世界的にも例のない記録としてギネスブックにも認定された。
他にも、48年ぶりの五輪金メダリスト・村田諒太が鳴り物入りでプロ転向、藤本京太郎が56年ぶり2代目の日本ヘビー級王者になるなど話題にこと欠かなかった。
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photograph by BOXING BEAT