「'92年に初めて日本に来た時には、自分が火星に舞い降りたかと思ったよ。オランダと比べたら、会場の雰囲気も違えば、観客層も全然違っていたからね」
それから21年、K-1で一時代を築き上げたピーター・アーツが、『GLORY13』(12月21日・有明コロシアム)で引退試合を行なう。
「僕はほとんどのキャリアを日本で積み重ねてきた。だからこそこの国でラストファイトをやりたかった。本音をいえば来年引退を考えていたけど、今回の話を持ちかけられた時、いいタイミングだと思ったので引き受けたんだ」
日本での思い出は尽きない。中でも印象に残っているのは、'90年代後半にアンディ・フグやマイク・ベルナルドらと鎬を削っていた時代だという。
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photograph by Susumu Nagao