もう黙ってはいられない。MMA(総合格闘技)の老舗パンクラスが、大規模なメディア戦略に打って出た。「MMAドキュメンタリー HYBRID」を共通タイトルに、劇場公開映画、オフィシャルマガジン、写真集を順次世に送り出していくという。
3月27日、都内のホテルで行なわれた会見で酒井正和代表の鼻息は荒かった。「総合格闘技は過酷なスポーツ。ゆるいといわれる世の中で、なぜ選手たちは厳しいリングに上がるのか。その生きざまを一般の方々にも見てもらいたい」
かつて興隆を極めたPRIDEやK-1が地上波から消えて久しい。それとともに、格闘技というジャンルは一般メディアへの露出が極端に減ってしまった。それだけではない。国内の格闘技専門誌も、いまやUFCをはじめとする海外モノの報道が中心になりつつある。
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photograph by Dream Packers