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初回テストから読み解く '13年、“開幕戦略”傾向。 ~今季F1界は混戦模様!?~

ベストタイムを出したマッサの駆るニューマシンF138。段差ノーズが隠れているのが特徴。

 今季最初の合同テストが2月5日から8日まで南スペインのへレスで行なわれ、ウイリアムズを除く10チームがニューマシンを持ち込み、精力的に走り込んだ。この後に2回の合同テストが予定されており、その過程でニューマシンアップデートがなされ、3月17日開幕戦に臨むことになる。まだ初回テストとはいえ走行データなどから「ファーストインプレッション分析」をしてみよう。

 ドライバー別ベストタイムは1位F・マッサ1分17秒879、2位K・ライコネン1分18秒148、3位J・ビアンキ1分18秒175、4位R・グロジャン1分18秒218、5位S・ベッテル1分18秒565だった。マッサが最速となり、F・アロンソはこのテストをあえて見送ったが、フェラーリは昨年同時期とは“雲泥の差”でニューF138の空力新コンセプトを確認できた。ドライビングの感触を重視する復帰2年目ライコネンもロータスE21に満足気だった。

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photograph by Getty Images
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