西武から海外FA権を行使してメジャー移籍を目指していた中島裕之が12月18日、アスレチックスと正式契約を交わした。地元オークランドで行なわれた記者会見では、積年の思いを語った。
「プロ野球に入ったときは内野手じゃなかったけれど、こつこつやって大リーグに来られるようになった」
プロ入り後に投手から遊撃手に転向した中島にとって大きな転機となったのは、2009年の第2回WBCだった。大会中に発熱して数試合欠場したものの、「2番遊撃」として打率3割6分4厘の活躍。日本の2連覇に貢献しただけでなく、メジャー挑戦の思いをさらに強くしたという。
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