9月5日、王者ジャイアンツと名門カウボーイズの一戦でアメリカンフットボールNFLのシーズンが開幕する。来年2月の第47回スーパーボウルに向けて核になる選手としてまず注目されるのがマニング兄弟だ。
兄ペイトンは1998年のコルツ入団以降、一昨年まで13年間NFLを代表するQBとして君臨してきた。この間4度MVPに輝き、'07年には第41回スーパーボウルを制覇している。しかし昨シーズンは首の怪我から1試合も出場できなかった。この事態にコルツも不調に陥り、2勝14敗でリーグ最下位に終わったのである。これに対しコルツ首脳陣は今年36歳で先行きに不安のあるペイトンを放出、4月のドラフトで10年に一人の逸材ともいわれるスタンフォード大出身のQBアンドリュー・ラックを1位指名する一新策に出た。こうしてペイトンはブロンコスと5年9600万ドルの契約を結び新天地で再起を期すこととなったのである。
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