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ランク3位のストーナーが “強さ”を感じさせるわけ。 ~モトGP引退表明後も存在感~

引退を決意したからこそなのか、その表情は自然体でレースを楽しんでいるように見える。

 シーズンの折り返し点となる第10戦アメリカGPは、昨年のチャンピオンで今季限りの引退を表明しているC・ストーナーが3戦ぶりに優勝した。2位にJ・ロレンソ、3位にD・ペドロサで、チャンピオン争いを繰り広げる3強が今季5回目の表彰台独占を果たした。

 優勝回数はロレンソ5、ストーナー4、ペドロサ1。総合ポイントでは2年ぶりのタイトル奪還を目指すロレンソが首位で、23点差でペドロサ。ストーナーが32点差の3番手と続く。

 昨年は、ホンダのモトGPマシンのパフォーマンスを武器にストーナーがライバルを圧倒した。800ccから1000ccに排気量が引き上げられた今年も2連覇が期待されたが、シーズン開幕前にマシンの最低重量が引き上げられ、さらに、シーズン途中にブリヂストンのニュータイヤが投入されたことが影響して、思いのほか苦戦している。

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photograph by Satoshi Endo

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