J1の優勝争いが、今年はひと味違っている。首位G大阪から4位横浜FMまでが勝ち点3差(第27節終了時。以下同じ)にひしめくという混戦自体は珍しくないが、例年ならその中心にいるはずの鹿島が、早々に脱落。代わって、今年J1に復帰したばかりの柏が加わり、新鮮な印象を与えている。
柏は長らく首位に立つなど、優勝争いを引っ張ったうえ、いまだ大きく順位を落とすことなく、G大阪と勝ち点1差の3位にいるのだから驚きだ。
さて、今年はひと味違うと言えば、J1の得点王争いも同様である。
ここまで15得点で、順当にトップを走るのは、昨年の得点王でもあるケネディ(名古屋)。だが、この大本命を追う面々には、例年になく新顔が目立っている。
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