やはりAFCチャンピオンズリーグ(以下、ACL)のラウンド16は、日本勢にとって鬼門と言わざるをえない。とりわけ、鹿島、G大阪にとっては、だ。
ACLが現行の大会方式になって、今年で3年目。前記2クラブはともに3年連続でラウンド16、すなわち、決勝トーナメント1回戦で敗れている。今年はさらに名古屋も加わり、3クラブがラウンド16で敗退する相性の悪さである。
その結果、日本勢3年ぶりのアジア制覇の可能性は、唯一勝ち残ったC大阪に託されることになった。
ACLは、広大なアジア全域においてホームアンドアウェー(決勝とラウンド16のみ一発勝負)で行なわれる過酷な大会である。加えて、Jリーグも並行してこなさなければならないのだから、ACL初出場の、しかも昨年J1に昇格したばかりのクラブが、ベスト8までたどり着いたことは称賛に値する。
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