南アフリカからカタールへと続いた日本代表の躍進。その過程で着実に進んでいたのが、世代交代である。
昨年のワールドカップでは、4試合変わることのなかった先発メンバーのうち、シドニー世代('77~'80年生まれ)が2人、アテネ世代('81~'84年生まれ)が7人、北京世代('85~'88年生まれ)が2人だった。ところが、約半年を経たアジアカップ決勝では、シドニーが1人、アテネが5人と数を減らした一方で、北京は5人にまで増えた。控え選手まで枠を広げれば、北京世代比率はさらに高まる。
クラブであろうと、代表であろうと、チームが強くあり続けるためには、円滑な世代交代は不可欠。その点で言えば、日本代表は順調であるかに見える。
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photograph by Kenji Yasuda