滝川第二の初優勝で幕を閉じた第89回高校選手権。今大会を彩った多くのタレントたちの中で、一際目を引いたのが宮市亮(中京大中京)、柴崎岳(青森山田)、樋口寛規(滝川第二)だ。彼らは他の選手とは一線を画す強烈な個性を持っていた。
3人のプレーからは技術、精神的にも伸びシロが感じられる。彼らが次なるステージで活躍する日も、そう遠くなさそうだ。
特にアーセナル入団内定の宮市と、鹿島入団内定の柴崎は、その話題性も手伝って、大会前から注目を一身に集めていた。
宮市は準優勝した久御山と初戦で激突。持ち前の爆発的なスピード、トップスピードでも落ちない足元の技術、そしてシュートセンスを生かし、1得点1アシストの活躍をみせたが結果は2年連続の初戦敗退。最後の選手権は早々に幕を閉じた。
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photograph by KYODO