10月29日、バレーボール女子世界選手権が開幕する。今シーズンの全日本は前哨戦となるワールドグランプリで、北京五輪金メダルのブラジルに9年ぶりに勝利、強豪イタリアにも2勝1敗、と明らかにチーム力はアップしている。
その理由はブロック、つなぎのプレーなどいくつかあるが、あえて一言でいってしまえば木村沙織の成長である。グランプリでは得点王に輝いた。ただ、評価されるべきは得点の多さより、質。苦しい場面で彼女が決めることで、接戦を勝ちにつなげられるようになった。サーブレシーブをこなした上での攻撃面の活躍は、木村がワールドクラスの選手になった証明と言っていい。
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photograph by Michi Ishijima